第37回 上司や生成AIの添削内容をコピー&ペーストするだけでは力がつかない 日刊工業新聞「機械設計」連載
公開日: 2026年8月11日 | 最終更新日: 2026年8月11日

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日刊工業新聞社の月刊誌である機械設計で、
若手技術者戦力化のワンポイント
という題目の連載の記事が2026年9号に掲載されました。
題目は、
上司や生成AIの添削内容をコピー&ペーストするだけでは力がつかない
です。
添削されたことを血肉にするにはコピー&ペーストは絶対NG
技術者にとって最重要の技術報告書に加え、スライド資料、議事録などの文書や資料を、
より適切な内容にするために若手技術者に対してリーダーや管理職を含む上司が行うのは、
「添削」
です。
しかしこの添削内容を事実上のワンクリック、もしくはショートカット2アクションで終わる、
コピー&ペーストで終わらせることを若手技術者は悪気無く行ってしまうことがあります。
コピー&ペーストは思考力の働く余地がほぼないため、
単なる”作業”となります。
作業はそれを行う人物のスキルや能力を一切問わず、
さらに行った後に何の知見も残らないのが特徴です。
コピー&ペーストが技術者育成効果が見込めないことは想像に難くないでしょう。
添削者が生成AIであっても結果は同じ
昨今は生成AIの使用は当たり前となりました。
私個人的には生成AIの活用自体に否定的ではありませんが、
技術者育成の観点で行くと利点以上に課題の方が目立つと考えています。
その理由は連載記事中でも実例を用いて示しています。
生成AIの活用に対する課題認識の背景にあるのは、
それ(生成AI)を適切活用には使用する側が相応の実践経験に基づく知恵を有している必要があり、
若手技術者に絶対的に不足するのが知恵であるためです。
一方で前出の文書や資料の添削に生成AIを使いたい若手技術者の心理も理解できます。
若手技術者のタイミングで添削してもらえることに加え、
できれば避けたい叱責などが皆無だからです。
ただいずれにしても生成AIに添削したもらったことをコピー&ペーストしていれば、
若手技術者自身のスキルが向上しないのは、
添削者側が生身の人間であっても、生成AIであっても全く同じです。
若手技術者達をコピー&ペーストのスパイラルから救助する手法を解説
今回は若手技術者が添削内容をコピー&ペーストしたとしても、
それを当人の血肉にするため、添削者側がとるべき対応を解説します。
一見すると遠回りに見えるこの対応こそが、
若手技術者をコピー&ペーストのスパイラルから引き上げる大変効率的な手法です。
彼ら、彼女らの成長を促すアプローチに向け、
リーダーや管理職から添削者に実行を指示したい言動を解説しています。
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