第23回 欧米流のジョブ型雇用と異なるアプローチで技術チームの戦闘力を上げたい 日刊工業新聞「機械設計」連載

公開日: 2025年6月13日 | 最終更新日: 2025年6月13日

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欧米流のジョブ型雇用と異なるアプローチで技術チームの戦闘力を上げたい 日刊工業新聞「機械設計」連載

 

Image above was referred from 日刊工業新聞社「機械設計」HP

 

 

日刊工業新聞社の月刊誌である機械設計で、

 

若手技術者戦力化のワンポイント

 

という題目の連載の記事が2025年7月号に掲載されました。

 

 

 

題目は、

 

 

欧米流のジョブ型雇用と異なるアプローチで技術チームの戦闘力を上げたい

 

 

です。

 

 

 

労働時間短縮の流れは不可避

 

これは私自身も顧問先企業で実感していることですが、

若手技術者だけでなく、企業全体として業務労働時間を減らそうという流れが強まっています。

 

 

過重労働が負担となって心身の調子を悪くするのは絶対に避けなければなりませんが、

問題はもっと色々とやってみたいという若手技術者も含めて、

職場から追い出されることも珍しくありません。

 

 

 

これは良い悪いという以前に、不可避な流れというべきでしょう。

 

 

 

このような流れの中で若手技術者が成長し、

本当の意味でのスキルある人材になるためには、

従来の労働と異なるシステムを適用することも考えなければなりません。

 

 

その一つがジョブ型雇用です。

 

 

 

 

ジョブ型雇用には課題もあるが技術者育成の観点から妥当な側面もある

 

技術者育成の観点から見た場合、ジョブ型雇用は複数の課題があるものの、

前出の当該育成の観点から言うと厳しい環境下で若手技術者を育成するにあたり、

妥当な側面もあります。

 

 

 

実際、当社への問い合わせの中で、

 

従来の管理職のみのキャリアパスではなく、技術を強みとしたエキスパートの選択肢を用意したい

 

というものが増加傾向にあるのも、その証左だと考えます。

 

 

 

日本の製造業企業においても技術者をジョブ型雇用することについて、

検討を進める時期に来ていると考えます。

 

 

 

 

 

ジョブ型雇用に関し、欧米のやり方をそのまま取り入れてもうまくいかない

 

ジョブ型雇用について、既存の欧米を中心とした先進国のやり方を導入すべきという意見もあるようですが、技術者育成という観点でいうと合意しかねる方向性です。

 

 

やはり日本には日本なりの企業文化があり、

それを基本にどうすべきかを考えるという、

追従型ではなく開発型の思考が必要です。

 

 

 

 

 

 

日本の製造業企業の若手技術者にジョブ型雇用に相当するスキルを身につけさせるには

 

欧米と異なるやり方で、どのように若手技術者を育成してジョブ型雇用に相当するスキルアップを実現するか。

 

 

記事の中では、従来の人材育成を含む技術者育で重視されてこなかった、

3つの実務力に着眼し、その概要と取り組みについて解説しています。

 

 

またそれを実現するにあたり、若手技術者を指導するリーダーや管理職クラスの方々に求められる姿勢やスキルについても触れています。

 

 

 

 

労働時間短縮と若手技術者のスキルアップを両立させたいと考える方々のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

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