〈2023年5月15日セミナー〉技術文書作成スキル習得講座

株式会社情報機構の依頼に応じ、実習演習付きの技術文書作成スキル習得講座に講師として登壇することになりました。

 

 

本セミナーの概要と題目は以下の通りです。

 

 

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・技術テーマ立案書、技術評価計画書、実績報告書、技術報告書、研究開発テーマ完了報告書・・・
 「どうやって書いていますか?」 「より良い書き方を学んでみませんか?」
・自身のスキルアップに/新たに創り上げようとしている方にも

 

~研究開発テーマ立案から完結に至るまでの基礎となる~

 

技術文書作成スキル習得講座:例題を用いた実践指導つき


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申し込みや概要についてはこちらのHPをご覧ください。

 

 

 

本講習企画立案について

 

 人材育成は「経済財政運営と改革の基本方針2022」(内閣府)でも取り上げられ、企業競争力の土台であるという認識が高まっています。しかしながら人材育成の対象は暗黙的に新入社員や管理職等を対象にしたものが多く、技術的専門性を有する製造業の技術者を想定したものはほとんどありません。

 

 本セミナーは製造業の技術者に特化した技術者育成に関する内容になります。様々な技術業界での企業指導を通じて痛感した、各技術者共通の課題である「技術文書作成スキル」にスポットを当てます。研究開発に関する例題を用いながら、技術テーマ立案書、技術評価計画書、実績報告書、技術報告書、研究開発テーマ完了報告書について、テンプレートを提供の上、実際に作成頂くことでスキルの習得を目指します。

 

 本スキルが技術者や技術者をまとめるリーダー・管理職の方々にとって研究開発業務フロー構築の一助になれば幸いです。

 

 

 

 今回の講習では実際に現場で働かれている技術者の方々に加え、技術者の研究開発業務フローの構築や設計を求められるリーダーや管理職並びにそのような役割の期待される方々、または技術職の社員の教育システム設計を担当される方々を対象としています。

 

 

 

受講において

 

技術的な専門性は不要ですが、研究開発業務フローの意義と意味を理解いただくため、実習を多く行う内容となっています。

 

 

よって受動的ではなく、能動的な参加をいただければ幸いです。

 

 

 

 

また、本セミナー受講者の方でご希望された方との個別面談にも対応いたします。

 

 

 

 

 

研究開発業務の最適化を目指される方々のご受講をお待ちしております。

 

 

 

 

 

講師割引もございますので、ご希望の方はこちらより講師割引希望の旨、ご連絡をお願いいたします。

 

 

 

 

セミナー概要

 

詳細、概要、申し込みについては株式会社情報機構のHPをご覧ください。

 

 

題目

技術文書作成スキル習得講座:例題を用いた実践指導つき

 

 

 

日時・会場

●日時 2023年5月15日(月) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん5階第1講習室

 

 

 

セミナー内容

1. 製造業企業における研究開発活動を巡る昨今の課題の整理
 1-1. 脱炭素、デジタル、AI、自動化、IoT等のトレンドワードによる翻弄
 1-2. 研究開発テーマの目標設定では何が大切なのか即答できない
 1-3. 研究開発テーマの始め方も終わり方もわからない
 1-4. 研究開発テーマ推進を担当している技術者が右往左往する
 1-5. これまで行った研究開発業務の記録が無く、なぜ今の技術が存在するのか不明
 1-6. 新しい研究開発テーマの提案が無く、自社既存技術に依存している

2. 技術者向け研究開発業務フローの基本
 2-1. 技術者とリーダー/管理職が理解すべき研究開発業務で最重要の視点
 2-2. 研究開発業務フロー概要
 2-3. 研究開発業務フローのポイント
  2-3-1. 研究開発テーマ検討
  2-3-2. 目標と時間の設定
  2-3-3. 研究開発テーマ企画概要立案
  2-3-4. 技術評価計画書の作成
  2-3-5. フォローアップミーティングの開催と管理
  2-3-6. 要素技術ごとに記載する技術報告書の作成
  2-3-7. 研究開発テーマ完了報告書の作成

3. 研究開発テーマ検討のポイントと研究開発テーマ立案書作成方法
 3-1. 自社技術の強みの棚卸がすべての第一歩
 3-2. 自社技術の強みで解決、改善できる課題の抽出
 3-3. 顧客からの課題提示主体で動く:御用聞きにならない
 3-4. 自社完結にこだわらず異業種技術協業を視野に
 3-5. 研究開発テーマ立案書テンプレート例
 3-6. 事例を用いた実習

4.技術評価計画書のポイントと作成方法:研究開発テーマの着実な前進の裏付けとして
 4-1. 技術評価計画書の最重要の役割
 4-2. 技術評価計画書の3つの重要点
 4-3. 技術評価計画書の基本構成
 4-4. 技術評価計画書のテンプレート例
 4-5. 事例を用いた実習

5. 研究開発テーマ推進をフォローする定例ミーティングのポイントと実績報告書作成方法
 5-1. ミーティングを始めるまでの準備が重要
 5-2. 技術者の強みを生かしたミーティングにするための留意点
 5-3. 資料作成を発表者に強制しない
 5-4. 研究開発テーマ進捗把握と技術的課題を把握する実績報告書のテンプレート例
 5-5. 事例を用いた実習

6. 研究開発テーマの振り返りと記録蓄積を実現する技術報告書作成方法
 6-1. 技術報告書の4つの役割
 6-2. 技術報告書作成目的の優先順位
 6-3. 技術報告書作成者/添削者の心構え
 6-4. 技術報告書の基本構成
 6-5. 技術報告書のテンプレート例
 6-6. 事例を用いた実習

7. 研究開発テーマを総括する研究開発テーマ完了報告書作成方法
 7-1. 研究開発テーマ完了報告書の基本構成
 7-2. 研究開発テーマ完了報告書のテンプレート例
 7-3. 報告書と並行して必要に応じて作成する研究開発テーマ完了報告スライドのポイント

8. 技術文書テンプレートに共通のポイント

9. 研究開発に関する技術文書作成における共通のポイント

 

 

※各実習について
個人ごとに各課題に取り組んでいただきます。個別での助言と、全体での講評も行います。

 

<質疑応答・名刺交換>
※セミナー終了後に限らず、開始前、休憩中など時間の許す限り、応対します。
折角の対面セミナーですので有意義な会にしたいと思っております。(講師より)

技術戦略支援事業

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