〈2022年11月28日セミナー〉技術者の研究開発業務フロー構築の勘所
公開日: 2022年9月2日 | 最終更新日: 2022年9月6日
タグ: お知らせ, 技術者の自主性と実行力を育むために, 講演/セミナー
株式会社情報機構の依頼に応じ、製造業企業に属する技術者が研究開発業務を推進するにあたって必要な業務フローを俯瞰的に開設するセミナーに登壇することになりました。
本セミナーの概要と題目は以下の通りです。
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・技術職・研究開発職に特化した業務フローの在り方と教育方法を伝授!
・自社の方法の改善に/新たに創り上げようとしている方にも
<自社の総合的技術力の向上と技能伝承のために>
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申し込みや概要についてはこちらのHPをご覧ください。
これまで30社を超える企業において、様々な曲面で研究開発業務を基軸とした技術者育成の支援や指導をしてまいりました。
支援・指導を行った企業の属する業界は機械、電気電子、化学、素材等の多岐にわたりますが、研究開発に従事する技術者の業務推進方法に課題のある場合が多く、各企業の文化や考え方を取り入れながら、当該業務の改善に取り組んでまいりました。
そして上記のような現場での様々な企業、性別や年代の異なる技術者とのやり取りを繰り返しながら行きついたのが、今回ご紹介する技術者を対象とした研究開発業務フローになります。
今回のセミナーでは実際に現場で働かれている技術者の方々向けというよりは、技術者の研究開発業務フローの構築や設計を求められるリーダーや管理職並びにそのような役割の期待される方々、または技術職の社員の教育システム設計を担当される方々を対象としています。
技術的な専門性は不要ですが、研究開発業務フローの意義と意味を理解いただくため、実習を多く行う内容となっています。
よって受動的ではなく、能動的な参加をいただければ幸いです。
また、本セミナー受講者の方でご希望された方との個別面談にも対応いたします。
研究開発業務の最適化を目指される方々のご受講をお待ちしております。
セミナー概要
詳細、概要、申し込みについては株式会社情報機構のHPをご覧ください。
題目
技術者の研究開発業務フロー構築の勘所
<自社の総合的技術力の向上と技能伝承のために>
日時・会場
●日時 2022年11月28日(月) 10:30-16:30
●会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階D会議室
セミナー内容
1. 製造業企業における研究開発活動を巡る昨今の課題の整理
1-1. 脱炭素、デジタル、AI、自動化、IoT等のトレンドワードによる翻弄
1-2. 研究開発テーマの目標設定では何が大切なのか即答できない
1-3. 研究開発テーマの始め方も終わり方もわからない
1-4. 研究開発テーマ推進を担当している技術者が右往左往する
1-5. これまで行った研究開発業務の記録が無く、なぜ今の技術が存在するのか不明
1-6. 新しい研究開発テーマの提案が無く、自社既存技術に依存している
2. 技術者向け研究開発業務フローの基本
2-1. 技術者とリーダー/管理職が理解すべき研究開発業務で最重要の視点
2-2. 研究開発業務フロー概要
2-3. 研究開発業務フローのポイント
2-3-1. 研究開発テーマ検討
2-3-2. 目標と時間の設定
2-3-3. 研究開発テーマ企画概要立案
2-3-4. 技術評価計画書の作成
2-3-5. フォローアップミーティングの開催と管理
2-3-6. 要素技術ごとに記載する技術報告書の作成
2-3-7. 研究開発テーマ完了報告書の作成
3. 研究開発テーマの検討のポイント
3-1. 自社技術の強みの棚卸がすべての第一歩
3-2. 自社技術の強みで解決、改善できる課題の抽出
3-3. 顧客からの課題提示主体で動く:御用聞きにならない
3-4. 自社完結にこだわらず異業種技術協業を視野に
3-5. 研究開発テーマ立案テンプレート例
3-6. 事例を用いた実習
※講師から提供する課題を使って、個人で課題に取り組んでいただきます。可能な範囲で個別での助言と、全体の講評も行います。
4. 研究開発テーマの着実な前進の裏付けとなる技術評価計画書のポイント
4-1. 技術評価計画書の最重要の役割
4-2. 技術評価計画書の3つの重要点
4-3. 技術評価計画書の基本構成
4-4. 技術評価計画書のテンプレート例
4-5. 事例を用いた実習
※講師から提供する課題を使って、個人で課題に取り組んでいただきます。可能な範囲で個別での助言と、全体の講評も行います。
5. 研究開発テーマ推進をフォローする定例ミーティングのポイント
5-1. ミーティングを始めるまでの準備が重要
5-2. 技術者の強みを生かしたミーティングにするための留意点
5-3. 資料作成を発表者に強制しない
5-4. 研究開発テーマ進捗把握と技術的課題を把握する実績報告書のテンプレート例
5-5. 事例を用いた実習
※講師から提供する課題を使って、個人で課題に取り組んでいただきます。可能な範囲で個別での助言と、全体の講評も行います。
6. 研究開発テーマの振り返りと記録蓄積を実現する技術報告書
6-1. 技術報告書の4つの役割
6-2. 技術報告書作成目的の優先順位
6-3. 技術報告書作成者/添削者の心構え
6-4. 技術報告書の基本構成
6-5. 技術報告書のテンプレート例
6-6. 事例を用いた実習
※講師から提供する課題を使って、個人で課題に取り組んでいただきます。可能な範囲で個別での助言と、全体の講評も行います。
7. 研究開発テーマを総括する研究開発テーマ完了報告書
7-1. 研究開発テーマ完了報告書の基本構成
7-2. 報告書と並行して必要に応じて作成する研究開発テーマ完了報告スライドのポイント
<質疑応答・名刺交換会>
※セミナー終了後に限らず、セミナー開始前、休憩中など時間の許す限り、応対します。折角の対面セミナーですので有意義な会にしたいと思っております。(講師より)
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